新着Blog記事

不揃いの段染め糸

2015/06/08ステッチ

ミニモチーフサンプラーで、失敗したり練習したりで
段染め糸を1束使い終わっちゃいました。
私は、刺繍糸はあらかじめほどいて、8等分に切っておきます。
段染め糸(DMC99番) も1束切って準備しました。

段染め糸は、一番濃い色と一番薄い色で切ります。
前回は、およそ80cm程の長さに統一して切ったのですが、
(端は半端な長さになりましたが)
今回はどうしても長さを統一することができませんでした。
(前回と糸の染めが違うのか、私がおおざっぱだっただけなのか……)
 

一番濃い部分で揃えると、こんな感じ

濃→薄の長さも違えば、
グラデーションの位置・幅も違います。

つまり……同じ糸から抜いた糸を使わないと対称にならないんです。

例えば下の図柄の場合、私は4本の糸で、
四隅から中心に向かって斜めに刺し進み、
中心で折り返してハートマークを刺しています。

4本の糸を同じ糸から取り出さないかぎり、
色の現れ方は手の違い以上になるわけです(前回の糸は、あまり色差はなかったようですけれど…)

そんなに手間暇をかけてやるべきことか

といわれると……うーん(゜_。)

今回の図柄+25ctの布だと、段染め糸の周期(濃→薄の長さ)が長すぎて、
グラデーションが大きく出てしまうために、
上下左右対称にならないとおかしくてこんな事になっていますが、
大きな図柄とか、大きめの布目(あるいは段染めの周期が短い)になれば
これほど対称性は重要じゃなくてもいい気がするんですよね〜。
(むら染めっぽく色が現れればよい感じで)

違う糸や布、図柄の経験もつまないと分からないってことですね〜(^◇^;;;