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ZiLの電流計暴走にピリオド?

2015/06/13快適化-室内

日曜の午後…

惰眠をむさぼっていたツマものもとへ、
興奮気味にオットがやってきました。

「積算電流計の暴走の原因が 今度こそわかったかもっ」
と、渡されたのが、これ。
……なにこれ?

「シャント抵抗器」

なにそれ?
「なんだとーっ 学校で習ったろう?!」
(オットとツマは出身校が同じです)

シャント抵抗器は、電圧計を使って電流を読み取るために、

精密に調整された抵抗器… だそうです ( ̄。 ̄;)

ZiLでは、バッテリーの脇に置かれています。

バッテリーと分電盤の間の床にねじ止めされています。

電線を外し(ショートにはくれぐれも気をつけて下さい)

一番外側のネジをとると、床からはずれます。

[200A ? 60mV] 200A流れると60mVの電圧になる抵抗器です。
100A流れれば30mVになります。比例します。オームの法則です。
こうして電圧の値を読めば電流がわかるわけです。

一番内側のネジを外すと、抵抗部分と積算電流計の部品に分解できます。


こういう構造になってます↓


シャント抵抗器と積算電流計の部品は、
この一番内側のネジで締め付けられることで、電気的にも接続されています。
このネジが、台座の裏側で…


緩んでいたんです! というか、裏でネジが固定されてないので
表面のナットを回せば 回るんです!

オットがいろいろいじる中で、緩めてしまったのか、
はたまた、最初から緩んでいたのかはわかりませんが、
積算電流計とシャント抵抗の接続が不安定だったと考えると
これまでの暴走の説明がつきそうな感じです。

  (今までの積算電流計暴走記事)
2011年2月26日 電流・電圧計が暴走?!
 電源用の線を抜いたら直った?
2011年6月26日 電圧計、修理(破壊?)
 積算電流計の表示側の基板にツェナーダイオードをつけてみた。
2011年8月05日 電流・電圧計、再調査しただけなのに
 ここで、シャント抵抗から部品をはずしてる
2013年1月05日 ZiL、電流・電圧計暴走原因は…
 バッテリーの電圧がおちてる=ツマのスイッチ切り忘れ説浮上

今度こそ暴走にピリオドが打たれるといいのですが〜