ZiLの電流計暴走にピリオド?
……なにこれ?
「シャント抵抗器」
なにそれ?
「なんだとーっ 学校で習ったろう?!」
(オットとツマは出身校が同じです)
シャント抵抗器は、電圧計を使って電流を読み取るために、
精密に調整された抵抗器… だそうです ( ̄。 ̄;)
ZiLでは、バッテリーの脇に置かれています。
バッテリーと分電盤の間の床にねじ止めされています。
電線を外し(ショートにはくれぐれも気をつけて下さい)
一番外側のネジをとると、床からはずれます。
[200A ? 60mV] 200A流れると60mVの電圧になる抵抗器です。
100A流れれば30mVになります。比例します。オームの法則です。
こうして電圧の値を読めば電流がわかるわけです。
100A流れれば30mVになります。比例します。オームの法則です。
こうして電圧の値を読めば電流がわかるわけです。
一番内側のネジを外すと、抵抗部分と積算電流計の部品に分解できます。
こういう構造になってます↓
シャント抵抗器と積算電流計の部品は、
この一番内側のネジで締め付けられることで、電気的にも接続されています。
このネジが、台座の裏側で…
緩んでいたんです! というか、裏でネジが固定されてないので
表面のナットを回せば 回るんです!
オットがいろいろいじる中で、緩めてしまったのか、
はたまた、最初から緩んでいたのかはわかりませんが、
積算電流計とシャント抵抗の接続が不安定だったと考えると
これまでの暴走の説明がつきそうな感じです。
(今までの積算電流計暴走記事)
2011年2月26日 電流・電圧計が暴走?!
電源用の線を抜いたら直った?2011年6月10日 電流・電圧計、絶賛暴走中2011年6月26日 電圧計、修理(破壊?)
積算電流計の表示側の基板にツェナーダイオードをつけてみた。2011年8月05日 電流・電圧計、再調査しただけなのに
ここで、シャント抵抗から部品をはずしてる2013年1月05日 ZiL、電流・電圧計暴走原因は…
バッテリーの電圧がおちてる=ツマのスイッチ切り忘れ説浮上
今度こそ暴走にピリオドが打たれるといいのですが〜
ディスカッション
コメント一覧
はじまして、検索からたどりつきました。
我がZIL520もこの電流電圧計の暴走に悩まされました。
症状としてはエンジン停止中でしかも夜にもかかわらず
電流がプラス表示となりしたがってバッテリーの残量も減っていかないというものでした。
販売店でいろいろとやってもらったのですが
原因はあの平べったいコードだったようです。
コネクターもかしめ直しましたがこれだけでは症状は治まりませんでした。
最終的にコード(シャント抵抗側と表示部側の両方とも)
をコネクタにまっすぐに(直角に)入るように結束バンドで固定したところ
今のところ大丈夫のようです。
もし症状が治まっていないのであればお試しください。
en さん、はじめまして。
オットです。
症状は、ほぼ同じですね。うちでは、たまにマイナス500Aとか大放電の場合もあって、その場合、あっというまにバッテリー残量はゼロになります。
ケーブルは既製品だから安心と思っていたんですが、ダメですか。さきほど、モジュラーかしめ工具をポチッと注文したので、とどいたらかしめ直してみます。ケーブルを取り替えようかとも考えましたが、床下とか壁裏の配線を取り替えるのも大変だから、かしめ直しで様子をみてみます。