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デコパージュ独習-印刷編

2017/12/27その他

紙ナプキンを使わないデコパージュの独習。前回は便箋を使いましたが、今回はパソコンで作った画像を印刷してみました。

印刷後の手順は前回と同じ

今回作るのは、デコパージュ石鹸。石鹸にあわせた形にした絵をパソコンで作成し、印刷しました。うちのプリンタは顔料インクです。水には強いので、デコパージュにも安心して使えそうです。紙は、光沢・スーパーファイン・普通紙の3種類を使いました。光沢とスーパーファインはハガキ用紙なので、厚めの紙です。

150704-5えー…絵柄は気にしないでください。腐女子へのプレゼントです。(→弱虫ペダルのサイト

ここからの手順は、前回と一緒です。まず石鹸の表面をスポンジでこすって傷つけ(専用剤のつきがよくなるそうです)、デコパージュ専用剤を塗って一晩しっかり乾かしておきます。印刷した紙は、専用剤を3回塗ります。乾燥時間は、およそ1時間ずつ。乾かしては塗りました。

150704-6セリアの専用剤は前回で使い切りました。その空容器がダイソーの専用剤を移して使うのに大活躍!

水を張ったボウルに紙をいれます。紙が中までふやければいいので、そんなに長い時間ではありません。その紙を専用剤を塗った面を下にして下敷きに置きます。

150704-7専用剤を塗る時も、濡れた用紙を置く時も、プラ製のランチョンマットを使いました。

裏側を指でこすります。紙が垢のようにとれていきます。こすっていると指の腹がヒリヒリしてきます。指紋がなくなってるかも。でも紙を薄皮一枚残すようにこすりとる微妙な手加減は、やっぱり素手が一番かと。

150704-8こすこすこすこす… けっこうクセになります。
150704-9こすり取った紙に色が! ここがギリギリラインでしょうか。

普通紙をこすってるうちにハガキが乾いてきてしまったので、霧吹きで水をかけました。水につけるのは1枚ずつ、こする作業の前にしたほうがよさそうです。さすがにハガキの厚さの紙は「剥きで」がありましたが、スーパーファイン用紙・光沢紙ともに、特別苦労することはありませんでした。150704-11

薄いフィルム状になった紙は、そのままだと下敷きに貼り付いてしまいそうで、はがしたら…

150704-10あっ 敗れた〜!

湿った薄い紙は丸まりやすいので、結局クリアファイルに挟みました。だったら、下敷きに貼ったままでもよかったかもしれません。これは、次回に試してみます。

150704-12

こうして出来たデコパージュ用紙。スーパーファイン用紙が少し厚めになってしまいましたが、これはスーパーファインの特徴か、はがきの特徴か、はたまた手加減の偶然かは…正直よくわかりません(笑)

150704-13光沢紙・スーパーファイン紙・普通紙
一番薄くできたのは、もとの紙が薄い普通紙でした。

その紙を、カッター+はさみで切り抜きます。角の丸い部分には、刺繍用の反り刃の糸切りばさみ(お下がり)がとても使いやすかったです。

150704-14

紙の裏とせっけんにデコパージュ専用剤をぬり、貼ります。中心から空気を抜くように撫でますが…空気が残った部分には、マチ針を刺して押すと空気が抜けるそうです。ステッカー貼りを思い出しますね。

150704-15ぎゃー! こ、怖い

最後に表面に専用剤を塗って乾かせば、できあがりです。

150704-16ちょっと角の丸みがせっけんと違っていました。紙がせっけんの角にかかってるので、剥がれるかな?

紙質によっての違いはなし

出来上がった石鹸…3種の紙の違いはありませんでした。この絵柄だと、印刷の品質にも差を感じません(写真だとかわるのかしら…?)。というわけで、デコパージュには普通紙で十分だと感じました。紙を薄くする手間もお金も少なくてすみますしね。

これでデコパージュするものに合わせて、パソコンで絵柄を作れるようになりました。

…でも、どうせ印刷するなら、最初から薄いシール用紙に印刷すればいいんじゃないの?

というわけで次はシール用紙への印刷を試してみようと思います。なんだか、デコパージュを逸脱しかけてる気もしますが…

つくづく、かわいくないものを作ってしまった…