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三陸遠野旅-2.三陸を走る

2017/05/19おでかけ

2017/5/4 駅+道の駅 大谷海岸

道の駅大谷海岸でP泊しました。ここはJRの駅も併設されていたところです。再訪なのですが、3年前と景色が全く変わっていませんでした。

とぎれたままの線路
くずれたままのホーム
延々と続く土嚢の壁。目の前は海水浴場だったそうです

今、JRはバス(BRT)で運行されています→JRサイト

路線バス停は大谷海岸ですが、BRTは「駅」です。

ちょっとネットで調べてみましたが、砂浜を残しながらの防潮堤建設の調整に昨夏までかかったようです。復興は、難しいものなんですね。

<防潮堤>住民意向受け国道「兼用堤」に | 河北新報オンラインニュース

南三陸ふたたび

昨日買ったパンの朝食をすませて、南三陸へ南下しました。まず訪れたのは、旧さんさん商店街の場所。

なんか、にらんでる…((((。iдi。)))

チリ地震津波以来、チリと親交を深めて来た南三陸。震災のあと、イースター島(チリ領)からイースターの石を使って掘られた本物のモアイ像が贈られたそうです。世界に2体しかない眼が入っているモアイは、霊力が宿るのだとか。眼力がすごいわけです→南三陸観光協会・モアイスポットのページ)。

「モアイ」は「未来に生きる」という意味 だそうです

この場所は昨年末まで仮設の南三陸さんさん商店街があった場所。いまはモアイの他に南三陸ポータルセンター→サイトが残り、観光の拠点になっているようです。

その前にある広場には、きりこボード→観光協会ページが並べられていました。きりこプロジェクト→サイトで作られたボードで、家屋が流出した跡地に人々の思いを掲げたそうです。ボードにはQRコードがついていて、震災前の写真や話が読めるようになっていました。かさ上げ工事に伴い移設されたそうです。

きりこボード
かさ上げの砂山にこめられた、人々の思いですね

朝早すぎて、観光協会やお店はあいていませんでしたが、おみくじは引けました。

小吉。開運モアイアイテムが載っています。
モアイ像にはちゃんとおみくじを結ぶ場所がありました(笑)

開運モアイアイテムを買いに南三陸さんさん商店街をまた訪れました。店員さんにiPhoneでおみくじの写真をみせて「これくださいっ」っていっちゃいました(笑)まだ値札を貼る前のを奪ってまいりました。これで開運するはず。

右は南三陸ミシン工房→サイトの品。てしごと好きとしては、応援したいです!
開店時間になり、商店街も賑わって来ました。
海鮮丼のお店には、すでに行列が。
朝食はすませちゃったので(失敗?)
お茶屋さんで ほうじ茶ラテ。
さすがお茶屋さん、しっかりとほうじ茶の味です。
店内はきりこの装飾
たこプリン。インパクトある名前ですが、名物のたこが入ったキッシュです。焼きたてを食べられます。

ハマーレ歌津も再訪してみたかったのですが、この日アイドルさんが来ると張り紙があったので、混雑する前に早々に立ち去ることにしました。

気仙沼

再び北上して気仙沼に到着しました。南三陸で復興商店街を訪れたので、気仙沼でも検索。お昼を食べようとオットが選んだ先は、さかなの駅→サイト)でした。

なんとか駐車場に入れました。
中は…区切られない空間に、鮮魚・魚加工品のお店のほかに、野菜からお酒、おみやげ店まで入ってる、小規模な市場といった感じ。食べるところは…ないですねぇ( ̄。 ̄;)
それでもオット、買い物しました!

次は復興屋台村をめざしたのですが…3月に閉村していました。変化の激しい場所だけに、その場の検索では、やはり無理がきますね。

<震災6年>気仙沼の復興屋台村 20日閉村 | 河北新報オンラインニュース

屋台村、からっぽのプレハブ
屋台村周辺の復興はこれからです

その屋台村の並びにあったK-port→サイト, →食べログに入りました。知らずに入ったのですが、俳優の渡辺謙さんが作ったカフェでした。

お隣には磯屋水産→サイト
魚屋さんがやってるピザ屋だろうと、気楽に入りました。当たり引きました!
珍しく靴を脱ぐカフェです。
待ち行列がありましたが、携帯に連絡をくれるので楽に待てました。

石窯で焼くピザがイチオシのようでしたが、GWのお昼時。てんてこ舞いで、ピザを焼くのに時間がかかるそうだったので、磯屋さんを信じて、まかない丼を頼むことにしました。

GW限定 磯屋のスペシャルまかない丼 1600円
まぜまぜ、美味しい。エビが甘ーい!醤油をかけなくてもしっかり味がついてました。
途中で熱々のお出汁を持って来てくれます。これをかけると、今回はお出汁が出て来るまでかなり待たされましたが、そんなの忘れるくらい 2度美味しい!

海鮮丼って、どこで食べても一緒って感じがしてたんですが、ここでしか食べられないものを頂いたーっという幸せを感じることができました。また来たいです。次はまったりとした時間帯に、別のメニューを味わいに来たいです。

陸前高田

さらに北上して岩手県・陸前高田へ到達しました。

震災遺構 気仙沼中学校
山から海へと延々と伸びるベルトコンベアはなくなっていました。
駐車場がいっぱいでZiLをとめられず、また遠巻きにみるだけになった 奇跡の一本松。
高さ12.5mの防潮堤が建設中です。
女川よりもスケールの大きい工事。砂山はピラミッドどころかエアーズロック。
ガソリンスタンドの看板の上辺が、津波到達水位!
津波は4階の高さまで到達したのです…
少し内陸側へ進むと、少しずつお店が出来てきていました。
にくまん…? 植物工場でした→日経記事

陸前高田を見渡せる場所を探してうろうろ…

たどり着いたのは、消防署や仮設の市役所がある高台
浸水域(奥)と高台の仮設住宅(右)と新しく造成された宅地(左)が見えます。

うちは大規模な造成地に住んでいるのですが、切土の造成でもずいぶんと長く土地を寝かせています。まして浸水域は高い盛り土の造成です。それを寝かせる期間を思えば、6年だって短く思えます。でも待っている人には長く、離れたところにいる人には忘れるに十分な長さ…もどかしいですね。

足元に見えていた道路を下って行くと、かさ上げした土地の谷間からたくさん車が出て来ました。どうやらショッピングモールがあるようです。

山の際ですが、盛り土は高いですね
アバッセたかた→サイト

ここはまだ開店してから一週間しかたっていないモールで、お店の人もお客さんもフワフワワクワク状態でした。市役所の旧庁舎の近くの場所で、ここを変わらず中心街にする計画なのでしょう。

ソフトクリームを購入
ワンコインたい焼き。何が入ってるのかなぁ?といったら「犬」と答えたオット…
岩手県に入った記念に購入 
銘菓 かもめの玉子 103円→さいとう製菓
上の3つはプレミアム 280円 杏仁豆腐+マンゴーソース

 

<アバッセ開業>かさ上げ市街地ににぎわいを | 河北新報オンラインニュース

 

大船渡

復興道路→サイトとして急ピッチに、部分的に開通している三陸自動車道を利用して、大船渡に到着。南三陸や陸前高田と同じようなモールが開店したばかりだというので向かってみました。

大船渡も、まだまだこれから
キャッセン大船渡→Facebook
こちらのオープンは4/29でした

大船渡は山と海の間がとても近い地形。海岸線に沿ってはしる国道や鉄道より山側に住宅、海側に商工業地区を配置するようです。キャッセン大船渡は大船渡駅前の海側で、3〜4mのかさ上げした土地に整備されたモールです。

飛び石を渡るオット…(を、橋の上から撮影するツマ)

到着したのが夕方5時前。昼しかやってないお店は閉まり始め、夜あくお店ままだやってない時間帯でした。まだ入居してオープンできてないお店もちらほら。結局お金を落とすことができず、出発。

かさ上げ市街地に商業施設 夢あふれる街に | 河北新報オンラインニュース

お風呂

三陸道を少し北上したところに、お風呂を見つけました。その手前に道の駅があったので、寄りました。

道の駅 さんりく→サイト
ご当地りらっくまストラップ、猫のマグネット、ごませんべいを購入。これからいくお風呂と同じ経営のようです。

細い道を分け入った、距離はそんなにないのに不安になるほど山深い景色の中のお風呂に到着。でも道から想像するよりずっと立派な施設でした。ただお風呂は洗い場6つ、ドライヤー2つ。その割に混んでいたので、少し苦労しました。

夏虫のお湯っこ→サイト

施設の近くの駐車場にとめてお風呂へいく準備をしていたら、左隣にギリギリの隙間で駐車されてしまって、車内に閉じ込められてしまいました。隣も大きいワンボックスで運転手が出られない状態…。でもこれで満車になってしまったので、隣は動かない。うちは現状では狭すぎて車を出せない状態。結局、別の場所があいて隣の車が移動したタイミングで、遠くの駐車場に移動しました。

キャンピングカーは遠くで広々ひっそりが一番。
お風呂まで階段を2つ登ります。疲れた体にはつらかったー
帰り道、暗いよー、狭いよー。この橋くずれない?
夜になった方が対向車がわかりやすいんですけどね。

釜石の夜

晩御飯を食べる場所は、釜石で探しました。が、ツマは疲れ果ててフラフラ。

夜の街を彷徨ってます
目的のお店が満席で、結局入ったのは魚民
お酒飲まないし…お魚頼まないし…タバコくちゃいし
モダン焼き(ネギトッピング抜き)
値段のわりに満足感がなかったなー

この日は釜石の街はずれにある 道の駅 釜石仙人峠→サイトでP泊となりました。

(つづく)